2007年03月31日

会社コンプライアンス―内部統制の条件

評価 本 本 2007年2月発行

目次    全213P
1.会社のコンプライアンスとは何か
2.企業不祥事、企業の改革
3.日本人は「監視システム」に抵抗がある
4.コンプライアンスが果たされないとどうなる
5.リスクマネジメントの考え方
6.コンプライアンス体制を確立するのはトップの責務
7.会社は本当は誰ものか

 他の書籍で書き尽くされた論点がほとんどで、また「日本人は「監視システム」(SOX法)に抵抗がある」と、適用が迫ったこの時期に言われても・・。一年前ならまだしも、今この内容の書籍を出す意味がよくわかりません。
 わかり易さはありますが、コンプライアンス・内部統制・SOX法どれを学ぶにしても、中途半端かと。(チョット 辛口すぎかなふらふら)

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2007年03月03日

コンプライアンス革命

評価 本 本 本 2005年7月発行

目次    全230P
1.コンプライアンスと日本の経済社会
2.コンプライアンスをゼロから考え直す
3.自動車メーカーにおけるコンプライアンスの誤り
4.金融機関の融資とコンプライアンス
5.雪印事件とはなんだったのか?
6.コンプライアンスとしての広報戦略
7.官公庁におけるコンプライアンスと「法令遵守」
8.コンプライアンスのための組織と人材

 司法機能が敏感に反応するアメリカと、『法令と実態が乖離』している日本とのコンプライアンスの違い、マスコミによる雪印事件での過剰報道など、他ではあまり見られない視点からの『コンプライアンス』が書かれているので興味深く読めます。
 書かれている内容としては、入門書より一歩上の内容と思われます。

posted by アイポ at 07:57| Comment(0) | コンプライアンス

2007年03月01日

コンプライアンスの基本がわかる本

評価 本 本 2002年9月発行

目次    全254P
1.「コンプライアンス経営」とはどういうものか
2.公私混同をチェック
3.安全・適切な商品提供、十分な説明が必要な時代
4.不正競争を厳しく取り締まる時代
5.知的財産権保護強化の流れにどう対応するか
6.新しい労使関係の構築に向けたコンプライアンス経営
7.税法関連コンプライアンス
8.いまどき粉飾決算でとくなことは何もない
9.企業倫理コンプライアンス
10.情報管理コンプライアンス
11.グローバルな士やでコンプライアンスを考える
12.コンプライアンス経営のための弁護士活用

 書かれている内容はわかり易いのだが、何せ発行が5年も前であり、具体的な事例に出てくる企業不祥事や審議中の法案などが、古かったり・既に施行されているものだったりする。
 コンプライアンス事態の考え方は、そう違いはないのだろうが、情報の新鮮さがなく、読む気が薄れてしまう。他の書籍を選ぶことをおすすめします。
 
 
 
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2007年02月21日

わかりやすいコンプライアンス【第2版】

評価 本 本 2006年7月発行

目次    全232P
1.企業がコンプライアンス違反行為で倒産する時代
2.コンプライアンス姿勢の確立と実行
3.企業成長を阻む主なコンプライアンス違反行為
4.業務遂行で陥りやすいコンプライアンス違反
5.うっかり陥るコンプライアンス違反

 今まで出されているコンプライアンス書籍と比して、前半の理論的な解説には、特に目新しいことが書いてある訳でもないが、後半の具体的な陥り易いコンプライアンス違反項目は、他の書籍にはあまりなく、詳しく書かれている。 コンプライアンスを学ぶ1冊目より2.3冊目におすすめです。

posted by アイポ at 14:54| Comment(0) | コンプライアンス

2007年02月20日

なぜ企業不祥事は、なくならないのか

評価 本 本 本 本 2005年3月発行

目次    全281P
1.なぜ企業は危機に陥るのか
2.危機管理失敗の三つの共通点
3.実践的リスク・マネジメント論
4.危機に立ち向かう四原則
5.ケース・メソッド「危機管理」
6.伸びる会社のコンプライアンス経営

 実践経験豊富な弁護士が著者であり、理論的なものよりも、企業にありが陥りやすいコンプライアンス体制の整備方法などを、具体的事例を交えて説明している。また、不祥事を起こしてしまった時の対応なども、事例で解説しているのでわかりやすい。
 専門用語やわかりにくい言い回しも少なく、読み易く理解し易い内容になっています。

posted by アイポ at 14:54| Comment(0) | コンプライアンス

2007年02月18日

コンプライアンスの考え方

評価 本 本 本 2005年2月発行

目次    全227P
1.なぜ「コンプライアンス」と呼ぶのか
2.企業倫理とは何なのか
3.どう実践するのか
4.隣接概念との関係
5.背景にある法文化
6.誤用と悪用
7.どこまでやらなければならないのか
8.日本企業の二一世紀的挑戦

 コンプライアンスの基本を学ぶのに、内容的にも量的にも適当で、大きさも文庫本サイズで移動中の読書にも便利です。
 ノウハウ本ではないので、「何をやるのか」「どうやるのか」など具体的なことは、書かれていません。コンプライアンスの意味や背景など知るための本です。

posted by アイポ at 14:53| Comment(0) | コンプライアンス

2007年02月10日

これらなわかる!コンプライアンス

評価 本 本 2006年8月発行

目次
第一部:企業倫理・コンプライアンスとはなにか
1.もうまっていられない
2.社会の変化を知る
3.言葉の意味を理解する
4.なんのために活動するか
5.組織内の不正防止もコンプライアンス?
6.倫理や法律で飯が食えるか
7.にぶい感性、無責任な姿勢に怒りが集まる
8.リスクを具体的に考えてみよう
9.鉄壁の守りを作る
10.価値観を共有する
11.正しい行動とはなにか
第二部:法律を基礎から勉強しよう
1.法律って、そうだったのか!
2.行動規範は法律のカタログです
3.それってサービス残業?
4.リサイクルは地球を救う
5.正直な商売が信頼を生む
6.ちょっと待って、ただ乗りはダメですぞ
7.社長、まじかっこいいっス 全174P


 主人公が、近麩羅(コンプラ)吾郎社長という設定で進められ、第二部は社長・弁護士・従業員の三人による、会話で解説されている。
 量的にも内容的にも、読み易くわかり易く書かれているが、物足りなさも感じます。
 文庫本サイズなので、電車の中で「ちょっと 最近よく聞くコンプライアンスでも」という方によいかもしれません。

posted by アイポ at 14:52| Comment(0) | コンプライアンス